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【60代ヘルスケア】60代は「ふくらはぎ」こそ健康の要!知っておきたいふくらはぎの役目をチェック!

「第二の心臓」と呼ばれ、重要な役割を担っているふくらはぎ。しかし加齢によりその力は徐々に衰え、体にさまざまな影響が出てきます。なぜふくらはぎが素敵世代の健康のために大切で、そしてどのような役割を担っているのか。整形外科医の歌島大輔先生に詳しく伺いました。

ふくらはぎは、下半身の 血液を押し上げるポンプ役!

なぜふくらはぎが素敵世代の健康のために大切で、そしてどのような役割を担っているのでしょうか。整形外科医の歌島大輔先生に詳しく伺いました。

「ふくらはぎは、心臓と同じような〝ポンプ〟の役割を担っています。心臓はその筋肉(心筋)が収縮することで血液を全身へ送り出しますが、両足で立った状態で生活する人間は重力の影響で血液が下半身に溜まりやすく、放っておくと血のめぐりが滞ってしまいます。

そこで大切なのが、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋+ヒラメ筋)です。ふくらはぎの筋肉が収縮すると、静脈が外側から押されて、血液が心臓方向へ押し上げられます。静脈には逆流を防ぐための弁があり、筋肉の収縮時に弁が開いて血液が上へ流れ、弛緩時に弁が閉じて血液の逆戻りを防いでいます。これが『筋ポンプ作用』で、下半身から心臓へと血液を送り返す仕組みであり、全身の血液循環を支える存在です。

ふくらはぎセルフチェック

この筋ポンプ作用がスムーズにいくかどうかは、ふくらはぎの筋肉の状態に左右されます。60代になると筋肉量が低下すると言われますが、加えて気をつけたいのが〝筋力〟の低下。これは研究によってわかっており(1)、たとえ筋肉の量を増やしたとしても、力(質)が減ってしまえば、歩く力や体を支える力、そして血液を心臓へ戻すポ筋肉が弛緩ンプの力は弱まってしまうのです。70代、80代となると、筋肉の量や質はますます低下します。それに伴って活動量が減り、量も質もさらに低下……という負のループに。素敵世代には、ふくらはぎの筋肉の量と質を保つ対策が必要なのです。

ふくらはぎは、全身の血のめぐりをよくするために働くまさに第二の心臓。老化による悪影響は足にとどまらず、深刻な不調も招きかねません。10年後、20年後も健康でいるために、いまから対策をしていきましょう」

参考文献/(1)Goodpaster BH, Park SW, Harris TB, et al. The loss of skeletal muscle strength, mass, and quality in older adults: the Health, Aging and Body Composition Study. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2006;61(10):1059-1064. doi:10.1093/gerona/61.10.1059.

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