
左から、ショーン・ホームズさん、堺雅人さん、サイモン・スティーヴンスさん
ワークショップでの堺さんの印象をたずねられ、その様子を話してくれたのはショーンさん。
「ワークショップを見学にきてくださった時、実際に参加もしてくれました。その時に、見せてくれた『ウイスキーを飲みそうになる』という小さな仕草が、堺さんの精密な表現によってエキサイティングなシーンに見えたんです。
サイモンと僕が大きな子どもであると言ってくれたことも嬉しいですし、雅人さんも同じく大きな子どもであろうと思っています。今回の作品では、キャストとスタッフ全員で試行錯誤して形にしていくプロセスを楽しみにしています」
サイモンさんは、堺さんを、「素晴らしい俳優というだけでなく、真のコラボレーターであり友人」と語ります。
「ワールドクラスな俳優といわれる方たちとこれまで仕事をさせていただいた中で、気づいたことがふたつあります。それを雅人さんにも感じています。
ひとつは、名優というのは誰よりも早く稽古場に来て最後まで残り、本当に強靭な思いで全身全霊をかけて仕事に向き合ってくださるということ。もうひとつは、戯曲と向き合うときに、想像力と遊び心を持って取り組んでくださるというところです」
サイモンさんの言葉に「遅刻できなくなっちゃったな(笑)」と堺さん。
また、『スリ―ゴースト』というタイトルの意図を問われたサイモンさんが、「どんな人間にも3人のゴーストがいる。1人目はその人に警告を与える。2人目は慰める。3人目は終わるときを告げる。私の愛する、どこかに亡霊が迷っているような不思議で美しい日本の雰囲気に呼応するように発想が生まれました」と答えると、ショーンさんも「ロンドンでも東京でもない、その間のどこか……現実とは少し違う世界に漂っているような物語」と、その世界観を語ってくれました。
そして3人とも口にしたのが、この作品が「これまでにない特別なプロジェクト」だということ。6月には詳細な公演情報が発表される予定です。お楽しみに!!
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