【見どころ1】自分にとって本当に大切な人とは?

かりそめの家族や恋人、友人になりすます、レンタル家族サービス産業。HIKARI監督のリサーチによると、日本にはそういったサービスを行う会社が300社近くあるとのこと。実在する会社のホームページをのぞいてみれば、結婚式の代理出席や合コンの人数合わせに来てほしい、旅行やイベントに同行してもらいたい、仕事のミスを一緒に謝ってほしい、ただただ寂しいから一緒にいてほしい……など多岐に渡る過去の依頼内容がずらり。

劇中でも、それぞれ色々な理由や秘密があってレンタル家族サービスを利用する依頼人たちが登場します。そうした依頼人との交流や、レンタルされる側の感情の揺れが丁寧に描かれ、自分がついた嘘、つかれた嘘に少しずつ傷つきながら前を向く主人公たちの姿を見ているうちに、本当に大切な人は誰なのか考えさせられる作品です。



