日々移り変わる美容の世界。この春のトレンドが気になっている人も多いのでは。そんな新しいトピックのなかから素敵世代の美容ジャーナリストが、60代が押さえておくべきトレンドをピックアップ。今回は倉田真由美さんにお話を聞きました。
「生命力溢れる伸びやかな美しさを手に入れて」倉田真由美さん
求められるのは、健康を前提にしたトータルな美
「素敵世代が目指したいのは、颯爽とした伸びやかな美しさ。姿勢、歩き方、生き方が潔く、清潔感があって生命力に溢れている感じ」と語るのは倉田真由美さん。「育児や会社勤めといった義務から解放された60代は、自分の人生を自分でコントロールできる〝ゴールデンエイジ〟。迷うことなく人生を楽しんでいる人に魅力を感じますし、私もあやかりたいですね」。その倉田さんが、気になっているのは〝健康〟。「素敵世代は、体調や精神面も含めて、いろいろなものが顔に出てきてしまうお年頃。少し前だとシミ、シワなど、ピンポイントで年齢感をとらえていたけれど、いまは健康を前提にしたトータルな美しさが求められていると思います。肌も細胞ひとつひとつをいい状態に持っていくというような、根本の健やかさがベースになっていくのでは」
そこでトピックとして挙がったのが、「深部バリアの機能アップ」。「以前は肌のバリア機能というと、『表面の角層で守る』だったのが、表皮の奥の顆粒層にもタイトジャンクションというバリアがあって、そこがしっかりしていると、奥までダメージがいかないし、エイジングが進まないという考え方が新しいと思いました」。深部バリアを強固にして、根本から揺るがせない、これぞ「肌の健康」に通じる発想です。「そのほかクレ・ド・ポーボーテやエリクシールが唱える、肌のタンパク質のクオリティアップというアプローチも根本ケアに通じますね」
メイクの話題としては、溶け込む薄づきコスメ。「いま、ケアとメイクの垣根がなくなってきていますが、保湿感のあるティントリップもそのひとつ。またファッションの傾向に合わせて、メイク自体が自然になっていることもこのトレンドに関係しています。60代以降は、メイクが浮くと年齢感が出やすいので、塗っていると感じさせない、けれどメイク効果があるアイテムは上手に活用していきたいですね」
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