今回は、軽快に動けて温度調整がしやすいマントがテーマ。シルエットに特徴があり、さっとまとうだけでおしゃれが決まるアイテムです。
スタイリスト・坂本久仁子さんが選んだ2着、ぜひ注目してみて。
【今月のテーマ】マント
マント¥187,000/エルマンノ フェレンツェ、ニット¥132,000、スカート¥170,500/ともにジェントリー ポルトフィーノ(すべてウールン商会)、ピアス¥233,200 、リング(薬指)¥176,000、リング(小指)¥299,200/すべてプライマル、バッグ¥59,400 /マエストソ(アマン)、シューズ¥97,900/ペリーコ(アマン)
2026年の幕開けとともにファッション界は春のムードが本格化しつつありますが、季節的にはまだまだ寒さが続く日々。薄手の服を手に取るには少し早いということもあり、今回のテーマをマントに決めました。
ここ数年の暖冬傾向から、軽やかに羽織れる新しいアウターとして注目され始めたマントですが、私はファッションアイテムとして好きなもののひとつ。袖がないぶん、個性的で独特なシルエットが楽しめますし、歩くたびひらりとなびく裾が優美だと感じるからです。
上の写真で着用した黒のウールマントは、フロントの直線的なスリットでキリッとした雰囲気。ボリュームのあるエコファーの衿は、取り外して印象が変えられるというのも嬉しいところ。肌触りのいいシルク混ウール素材のタートルネックニットとプリーツスカートは白で統一し、小物も黒を選ぶことで、潔いブラック&ホワイトスタイルに仕上げました。マントのボタンのゴールドをバッグのバックルにリンクさせ、あたたかみのある静かな輝きをアクセントにしています。
ふとした仕草でひらっと揺らめく裾が優美な女性らしさを演出
マント¥394,900、ニット¥139,700、パンツ¥130,900 /すべてイレブンティ(三喜商事)、ピアス¥396,000、リング(人さし指)各¥350,900、リング( 薬指)¥495,000 /すべてジョージ ジェンセン(ジョージ ジェンセン ジャパン)、シューズ¥130,900 /セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス)
バニラアイスクリームのようなクリーミーカラーのマントは、フードがついていることもありカジュアルな印象。とても暖かい羊毛100%素材で、しなやかなドレープを描く美しい1着です。ラメが入ったドローコードとゴールドファスナーが、女性ならではのスポーティを演出。小さなスパンコールがちりばめられた幾何学柄ニットとウール混カーゴパンツを合わせ、ほんのりリッチなリラックス系コーディネートにしてみました。
この3アイテムは、2006年にイタリアで誕生した「イレブンティ」というブランドのもの。メンズのテーラリング技術を取り入れたラグジュアリーなカジュアル感で、日常はもちろん、旅先でのショッピングや街散策、なんていうシチュエーションにもぴったり。足元は、ゴールドのプレートがワンポイントになったムートンのスリッポンをセレクト。全体をまろやかな淡いトーンにすると、上品さを漂わせることができます。
二の腕をきれいに見せてくれるマントは、素敵世代にとって強い味方になってくれるアイテム。春は、コットンニットなどの素材で取り入れてみるのもアリです。
撮影/最上裕美子 スタイリスト&モデル/坂本久仁子 へア&メイク/高松由佳 文/三宅桃子
※素敵なあの人2026年3月号「スタイリスト坂本久仁子のおしゃれのかけひき」より
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