【4】体に生じた炎症を放置しない
ストレスを感じるとストレスホルモンが分泌され、血糖値が上がります。歯周病、鼻炎、慢性胃炎などの軽い炎症が起きたときも、体はそれをストレスと認識して、血糖値を上げてしまうことに。特に歯周病は、血糖を乱しやすいことがわかっています。定期的に歯科健診を受ける、鼻の違和感を放置しない、胃の不調が続くときは早めに医師に相談するなどして、小さな炎症でも早めに解消するようにしましょう。
【5】自分のストレスや悩みのもとを把握する

ストレスがあると、交感神経が過剰に働いて血糖値が上昇。特に60代は、家族関係の変化や社会的つながりの減少、過干渉(相手に気を遣い過ぎる)、孤独(誰にも相談できない)などの悩みが増える時期。ストレスは誰にでもあるものですが、危ういのはそのストレス自体に気がついていないケース。「自分にとってはこれがストレスなんだ」と把握するだけで、心の状態は大きく変わります。「なんだかしんどい」という人は、自分がなにに悩んでいるのかを探ってみてください。
【point】上手に発散するのが効果的
いまの時代、ストレスの原因の多くが人間関係。それは簡単に解消できるものではありません。原因を解消するよりも、発散することを試みてみましょう。体を動かす、大声を出す(枕に突っ伏して叫ぶのがおすすめ!)などが効果的ですよ。
教えてくれたのは

医師・小池雅美先生
こいけ診療所院長。なす医院非常勤医師。漢方専門医。臨床分子栄養医学研究会特別認定特別指導医。漢方や栄養学、代謝学などをもとにした独自の治療を行う。著書に『気分の9割は血糖値』(東洋経済新報社)がある。
イラスト/熊野友紀子 取材・文/平井薫子
※素敵なあの人2026年3月号「血糖値を制する者が心も体も上向きに!」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
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