あらゆる不調を引き起こす〝血糖値スパイク〟とは?
まるでジェットコースター!? 急上昇&急降下が不調の元
「血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇したのち、急降下する状態のこと。血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌され、その反動で一気に血糖値が下がり、眠気やだるさが生じます。また、インスリンには血糖値を下げるだけでなく、余った糖を脂肪として蓄える働きも。つまり、血糖値スパイクが続くことで、太りやすい体になっていくということです。
また、前に述べたとおり、血糖値とホルモンは密接に関係しています。血糖値のバランスを保っているのがホルモンで、そのホルモンの分泌を調整しているのが自律神経です。つまり、食事だけでなく、自律神経の乱れによっても血糖値の不安定さは生じてしまいます。血糖値が不安定になると自律神経がさらに乱れるため、負の連鎖に陥ることになるのです。
血糖値が一定の範囲内で上下すること自体は自然な現象ですが、問題なのは“急上昇→急降下”。この不安定さを避けることこそが、不調の解消につながります」
【一般的な人の1日の血糖値の推移】

教えてくれたのは

医師・小池雅美先生
こいけ診療所院長。なす医院非常勤医師。漢方専門医。臨床分子栄養医学研究会特別認定特別指導医。漢方や栄養学、代謝学などをもとにした独自の治療を行う。著書に『気分の9割は血糖値』(東洋経済新報社)がある。
イラスト/熊野友紀子 取材・文/平井薫子
※素敵なあの人2026年3月号「血糖値を制する者が心も体も上向きに!」より
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