素敵世代に多いお悩みとしてあげられる、尿トラブルや不眠、体力低下や便秘など……。対策として漢方を取り入れてみるのはいかがでしょうか。今回は尿トラブルと不眠のお悩みにおすすめの漢方薬をご紹介します。
目次
- 【お悩み】尿トラブル
- 【お悩み】不眠
【お悩み】尿トラブル
腎の不調の代表的な症状。不眠の原因にもなりうる
60代女性は腎に不調が現れやすい状況にあります。頻尿や夜間尿、残尿感、尿もれなどの尿トラブルは、腎の衰え=腎虚の代表的な症状。腎は成長や発育、老化、そして泌尿器などの機能も司(つかさど)っており、特に排泄機能は加齢による影響を大きく受けるのです。夜間尿は睡眠の妨げになって不眠の原因にもなるため、ぜひ早めの改善を。
尿トラブルに悩む人には、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」
八味地黄丸は腎を整えてくれる漢方薬で、「補腎薬」とも呼ばれます。その名のとおり、桂皮をはじめとする8種類の生薬が使われています。腎虚を解消するには、腎を温めるのが効果的です。尿トラブルは冷えと大きく関係しており、温めることで尿トラブルと冷えの両方が解消でき、さらに腰痛や肩こりなど冷えが原因で起こっていたほかの症状の解消にもつながります。
効果・効能
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、肩こり・頭重・耳鳴りなど高血圧に伴う随伴症状の改善、軽い尿もれ(体力中等度以下で、疲れやすくて四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿で、ときに口渇がある人に見られる諸症)
使用されている生薬
地黄(ジオウ)、山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク)、沢瀉(タクシャ)、茯苓(ブクリョウ)、牡丹皮(ボタンピ)、桂皮(ケイヒ)、附子(ブシ)




