歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむことができる「シネマ歌舞伎」最新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼(おぼろのもりにすむおに)』の舞台挨拶が1月10日に開催され、主演の松本幸四郎さんと共演の市川染五郎さん親子が登壇!その様子をレポートします!

シェイクスピアの『リチャード三世』『マクベス』をベースに、歌舞伎ならではの趣向や音曲と「劇団☆新感線」のエッセンスが加わった斬新な描写が話題を呼んだ『 朧の森に棲む鬼』。映画は2024年11、12月の新橋演舞場公演を収録したものです。
満員の観客に前に現れた、松本幸四郎さん、市川染五郎さん親子は、赤を基調とした衣装で登場。それぞれ、シネマ歌舞伎についての思いを語ってくださいました。「舞台で演じたものを新たな作品として観ていただける。この舞台が演じた先から消えてしまうのではなく、(未来に)残るものになったことを、とてもありがたく思います」と幸四郎さん。染五郎さんは「シネマ歌舞伎は歌舞伎の新たなジャンルの一つ。生まれ変わって皆さまに届くことがとてもうれしく、ありがたく思っております」と公開への思いを伝えました。
出演者でもあり、作品の大ファンでもある染五郎さん。主役・ライの一番印象的なシーンを問われると、中盤の牢獄のシーンを挙げました。「一気に悪が深まる場面。一緒に舞台立っていた時も、本当に怖かったです」と、共演者目線で幸四郎さんが演じるライの凄まじい迫力を伝えました。
また、幸四郎さんはシュテンを演じた染五郎についてコメントを求められると、「殺陣(立廻り)に希望が持てた」と遠回しに褒める場面も。幸四郎さんが「これからもたくさん人を斬るところを観たいです」と冗談交じりに話すと、染五郎さんも「できるだけ多く斬りたいと思います」とこたえて観客の笑いを誘いました。
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