いつかかならずライを演じることは子どものころからの夢

ジャケット¥95,000 パンツ¥50,600 /ともにソウシオオツキ(エムエイティティ)、そのほかスタイリスト私物
幸四郎さんと松也さん、ふたりのライ役を染五郎さんは、こう分析しています。
「父のライは、もともと心の底にあったどろどろした欲望が噓を重ねることにより、どんどん増殖していくようなイメージです。最後には、それが体から溢れ出て朧の森に同化し果てていくような人物像が見えました。松也さんのライは、父の初演のライに近いかもしれません。若さの勢いで突っ走って、まわりが見えなくなって、後戻りできないところまで悪に染まってしまう。その果てに、まさかと思うような落とし穴に足元をすくわれて、悪夢のような運命に呑み込まれ滅びていく。
このふたりのライと、シュテンである自分がどんなふうに切り結んでいるのか、あらためてシネマ歌舞伎でじっくり観られるのも楽しみにしています。そして、いのうえさん次第ですが、自分もライを演じてみたい。いつか、絶対にやりたいですね」



