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素敵なあの人 素敵なあの人2025年1月号

素敵なあの人 最新号

素敵なあの人2025年1月号

2024年11月15日(金)発
特別定価:1480円
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 素敵なあの人2025年1月号

歯科治療はびっくりするほど進化している!その最前線を紹介します!

公開日:

歯科治療はびっくりするほど進化している!その最前線を紹介します!

加齢とともに口腔トラブルが増えてくる素敵世代ですが、いま歯科治療現場では、 現代ならではの悩みに沿った新しい治療法や技術が次々に登場しています。今回は時代とともに変化する歯の悩みに対応する、治療技術の進化について、またクリニック選びの指標もご紹介します。

時代とともに歯のお悩みは変化。治療技術の進歩も目覚ましい

昔とは大きく変わってきている、歯科治療。その最新事情について、歯科医師の壱岐聰一郎先生に伺いました。

「ひと昔前、60代以上の患者さんに行うのは入れ歯治療が主流でした。しかし、いまでは技術の進歩によって多くの歯を残せるようになったため、入れ歯の選択肢はかなり減ってきています。そのかわり、虫歯や歯周病、顎関節症など、歯が残っているからこそ起こるトラブルが増えてきました。求められる治療内容も変わってきたんです」

 また、技術の進歩にともない、治療内容自体に差が出てきていると壱岐先生は言います。

「近年、デジタル化が進んで新しい機械が増えたり、新しい治療メソッドが確立されたりしています。それにより、昔は〝神の手〟と呼ばれる医師にしかできなかった難しい治療も容易にできるようになりました。ただし、いくら技術が進歩しても使うのは人。新しいものを追い続けてきちんと導入しているクリニックと、従来のやり方にとどまっているクリニックとでは、治療内容は大きく変わってきます。たとえば、マイクロスコープやCT、スキャナーなどの設備があるか。レントゲンを細かく撮ってくれるか。そして、それらを使ってひとりあたり1時間は診察時間をとってくれるか。そういったことをクリニック選びの指標にしてみてください。

私の患者さんには、80代で歯科矯正をされている方もいます。いつからでも遅くありません。素敵世代のみなさんも、70代、80代、90代と健康に美しく過ごすために、改めてご自身の歯を見直してみましょう」

取材・文/平井薫子

※素敵なあの人2024年10月号「自分の歯でずっとおいしく! 知っていると知らないとでは差が出る歯科治療の最前線教えます」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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壱岐聰一郎先生

歯科医師 壱岐聰一郎先生

歯科医師。「北参道歯科・矯正歯科」にて、嚙み合わせ・矯正治療を主に担当。「世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前」理事長。ICOI国際インプラント学会指導医。嚙み合わせ治療や顎関節治療を専門とする。

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「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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