オーブン任せでごちそう級のひと皿が完成する、骨つき肉の香ばしいローストをご紹介します。ローズマリーとレモンの香りがふわりと広がるジューシーな仕上がりは、家族の集まりや来客時にも大活躍。シンプルな手順で素材のおいしさを引き出せるので、料理が苦手な方でも気軽に挑戦できます。ぜひ、焼きたてのおいしさを楽しんでみてください。
レモンマリネグリル
華やかな風味が広がる、ジューシーな骨つき肉が最高! ローズマリーは鶏肉の下に入れ、焦がさずに焼くと◎。
材料(3〜4人分)
- 鶏もも肉(骨つき)…2本(約700g)
- じゃがいも(メークイン)…2個
- 玉ねぎ…1個
- トマト…1個
- ローズマリー…2本
- レモン…1個
- にんにく…2かけ
- A
塩…大さじ1/2
粗びき黒こしょう…少々 - 米油…大さじ1+大さじ1
- 塩…少々
- バター…15g
作り方
- 鶏肉は骨に沿って切り込みを1本入れ、関節部分にも切り込みを入れる。全体にA をすり込み、厚手の保存袋に入れる。米油大さじ1、ローズマリーを加え、レモンを半分に切って1/2個分の果汁をしぼり入れ、しぼったあとの皮も加える。空気を抜きながら保存袋の口を閉じ、袋の上から全体をやさしくもみ込み、なじませる。冷蔵室に入れ、ひと晩(6~8時間)おく。
- オーブンは220度に予熱する。じゃがいもは皮ごと縦4等分に切る。玉ねぎは皮ごと縦半分に切り、トマトは横半分に切る。
- 天板にオーブン用シートを敷き、じゃがいも、玉ねぎ、にんにくをのせる。塩をふって米油大さじ1をまわしかけ、全体にからめる。端に寄せて天板の真ん中をあけ、玉ねぎは断面を下にする。あいたところに1の鶏肉を皮目を上にして並べ、鶏肉の下に1のローズマリーを入れる。1のレモンの皮をのせ、トマトを断面を上にしてのせる。
- 3を220度のオーブンに入れて40~50分焼き、器に盛る。天板に残った汁を耐熱容器に入れ、バターを加えて残りのレモンの果汁をしぼり入れる。よく混ぜてバターを溶かし※、鶏肉にまわしかける。
- ※バターが溶けない場合は耐熱容器ごとオーブンに入れ、余熱で温めて。
レモンの酸味で鶏肉が風味をアップレモンの皮も加え、果汁をしぼったやわらかくなる!
トマトは断面を上にして玉ねぎは断面を下にして飛ばしながら焼く!余分な水分を皮ごと加熱すると、蒸し焼き状態になって甘みが引き立つ
天板に残った旨みたっぷりの汁は、ソースに活用を!
料理/髙山かづえ 撮影/黒坂明美 スタイリング・構成・文/中田裕子
※素敵なあの人2026年1月号「オーブン任せで楽ちん! 年末年始のごちそう料理」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。
この記事のキーワード







