何層にも塗り重ねた漆のテクスチャーが食卓のアクセントに

いつもの副菜やお菓子がドラマティックに見えるどら鉢。φ19.5×H3 ㎝ 12,540円。ひっくり返してステージのように使っても素敵です。

形のいい石や美しい枝ぶりなど、自然が織りなす無作為の美を目指しているという上田さん。何げない皿もリムと見込みのバランスが絶妙で、和洋を問わず料理が映えます。左上からφ 23.5 × H1.5 ㎝ 11,550円。中央のふき漆の皿φ20×H1.5㎝、下φ15×H1.5㎝ 各6,600円。

貫入が美しい新作。白化粧を施した後に無色透明の釉をかけ、さらに漆を塗るという手の込みようです。φ20×H2.5㎝ 9,900円。「漆をふいてあるので、通常の貫入よりもゆっくり経年変化するはず。その過程も楽しみながら使っていただきたいですね」と島田さん。

上田浩一さん
1991年、東京生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業。同大学研究室で教務補助員を務め、2016年、神奈川県小田原市に開窯。陶器に漆を焼きつけた陶胎漆器を中心に、さまざまな景色の作品を制作している。



