少しずつため込んでしまったキッチン汚れの大掃除、みなさんはいつ行う予定でしょうか?「大掃除=12月の終わりにまとめて行うもの」となんとなく思い込んでいますが、実は少しだけ早めの今の時期に行うことで、より効率よくラクに大掃除が完了するのだそう!いまだからこそ行いたい「簡単大掃除」について、素敵ブロガーの小西まどかさんと一緒に、家事のエキスパート・プロ主婦®マミさんにその極意を教えていただきました!
目次
秋に早めのキッチン大掃除をするといいのはなぜ?
プロ主婦®マミさんによると、12月末にまとめてやるのではなく秋に早めの年末大掃除をするのはおすすめなのだそう。
- プロ主婦®マミさん
キッチンに蓄積する油汚れは気温が高いほうがゆるみやすく、本格的に寒くなる年末よりもいまの方がラクにお掃除ができます。もちろん、大掃除が完了してすぐに新年を迎えることでスッキリした気持ちになれる方も多いと思いますが、より効率的に大掃除をするなら秋をおすすめしますね。12月はイベントや仕事でどうしても慌ただしくなりますので、大掃除を早めにしておくと安心ですよ!
腰が重くなってしまいがちな大掃除。プロ主婦®マミさんによると、「お掃除道具は“掃除バスケット”を作って一か所にまとめておく」のがポイントなのだそう。確かにあちこちに場所が分散していたり、しまい込んでいたりするとどうしてもお掃除のハードルが上がってしまいますよね。
- プロ主婦®マミさん
お掃除は質より量!!!こまめにやると、大掃除のときにグッとラクになります。気になったときにいつでもサッとお掃除できるように、出しっぱなしでもおしゃれに見えるカゴなどに掃除用具をまとめて入れておくといいですね。
頑張らずにピカピカに! プロ主婦Ⓡマミさん直伝簡単大掃除
おしゃれなおうちにお住まいで、お掃除もこまめに行うよう心がけている小西さん。それでも気がつくとたまってしまう汚れもあるし、「どの汚れにどんな成分がいいのかわかりません」というお悩みをお持ちでした。
そんな小西さんにプロ主婦®マミさんは、「油汚れにはアルカリ洗剤、水アカには酸性洗剤、カビには塩素系洗剤と覚えてくださいね」とアドバイス。手軽に大掃除をするには、「つけおき」「泡で密着」「放置して分解」タイプの洗剤がおすすめとのこと。頑張ってこするより、洗剤に働いてもらうことで、私たちは力を入れてこすったりする必要がないのがいいですね。
ギトギトの油汚れもすっきり!「コンロまわり」のお手軽掃除術
日々油が飛び散り、熱で焦げつきやすいコンロまわり。うっかり汚れがたまってしまっても、手軽にリセットできる大掃除術をご紹介します!
【1】天板に洗剤をスプレーする
※イメージ
IHコンロの天板にある油汚れを拭き取り、固形物はあらかじめ取り除いたうえで、油汚れ用の洗剤をスプレーしていきます。全体にまんべんなく、隙間ができないよう泡で埋めましょう。強い成分の洗剤を使う際は、必ずメガネを装着し、ゴム手袋をはめてください。
ガスコンロも同様に掃除できます。最初に五徳や魚焼きグリルの排気口カバーを外してから、IHコンロと同様に掃除しましょう。
【2】キッチンペーパーを貼り時間を置く
※イメージ
全体に泡が行き渡ったら、上からキッチンペーパーをのせて時間を置きます。洗剤の量が足りないところがあったら、キッチンペーパーの上から「追い泡」をしてもOK。汚れ具合に合わせて10~60分程度時間を置きます。
【3】貼りつけたキッチンペーパーで洗剤と汚れを拭き取る
※イメージ
時間を置いたら、貼り付けたペーパーを使って、洗剤と汚れを拭き取ります。
【4】洗剤が残らないようにしっかり水拭きをする
※イメージ
最後に、洗剤が残らないようにしっかりと水拭きを行えば完了です!
もし汚れが残る場合は、【1】~【4】を繰り返しましょう。
- 小西まどかさん
「洗剤なのにツンとした匂いがしないですね!泡持ちがいいし、簡単なのにすっきり!」
使ったのは
「マジックリン EXPOWERコゲ・油汚れ用泡スプレー」
コンロや五徳・グリル・レンジフード・換気扇や、フライパン・鍋の裏にも。固着した頑固な汚れやコゲもきれいに※!ガスコンロはもちろん、IHコンロにも使えます。¥990(編集部調べ)/花王
※炭化したコゲなどは落ちない場合があります。
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