アジア最大級の映画の祭典として、国内外から多くの作品やゲストが集う第38回東京国際映画祭が開幕しました。10月27日(月)に開催されたオープニングイベントでは、日比谷の屋外に敷かれた162mのレッドカーペットを総勢263名の映画人が歩き、東京宝塚劇場で開幕が宣言されました。レッドカーペットファッションや映画の内容に注目したイベントレポートをお届けします。
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吉永小百合さんの着物に視線が集中!
レッドカーペットのトップバッターは、オープニング作品『てっぺんのむこうにあなたがいる』に出演する吉永小百合さん、のんさん、そして阪本順治監督。映画は女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たした登山家・田部井淳子さんとその家族の絆を描いた物語です。
片身替わりの着物が印象的な吉永小百合さんの帯はこの日のためにしつらえたもの。正面は田部井さんの顔写真、後ろは月とエベレストがモチーフになっていて、報道陣や観客の注目を集めていました。田部井さんの青年期を演じたのんさんは、ボルドーのチューブトップドレス姿でデコルテの美しさが際立っていました。ふたりとレッドカーペットを歩いた阪本監督は「あと1km長くても良かった。もっとこのお二人と歩きたかった(笑)」と言うほど、映画祭を満喫していました。
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