腸内環境をよくして免疫機能を高める食習慣をご紹介! お腹にとってよい働きをする腸内細菌の善玉菌。今回は、その餌となり、善玉菌の働きを活性化させる「プレバイオティクス」を含む食品を、食品免疫学の第一人者・辻 典子先生に教えていただきました。免疫機能向上のためにも、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。
大腸で有用菌を育てる「プレバイオティクス」を含む食べ物
玉ねぎ
玉ねぎはオリゴ糖が豊富です。熱や酸に強くて小腸で消化されにくいため、大腸まで届いて便秘解消を助けます。
りんご
りんごはオリゴ糖と食物繊維の両方を多く含みます。効果を高めるために皮つきで加熱して食べるのがおすすめ。
ごぼう
野菜のなかでも食物繊維の含有量がトップクラスのごぼう。短鎖脂肪酸を作る食物繊維・イヌリンも豊富です。
きのこ
きのこも食物繊維が豊富。種類によって含まれる食物繊維の種類が違うので、多種類をバランスよく食べましょう。
海藻
海藻も食物繊維を多く含む食材。海藻の食物繊維には、善玉菌である酪酸産性菌の働きを活性化させる力もあります。
取材・文/平井薫子
※素敵なあの人2024年10月号「免疫を鍛えて維持する食習慣」より
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