つきあい方【3】髪も体もインナーケアを心がける
素敵世代はインナーケアも重視。髪の毛のインナーケアは、髪のハリコシを出す効果のあるケラチンが豊富に含まれている内部補修をメインにしたオイルやミルクを選ぶのがおすすめ。女性ホルモンを増やすことは基本的には難しいですが、バランスのよい食事を心がけることで改善が期待できます。髪の毛の成長において大切な肉や魚、納豆などの大豆製品で、たんぱく質やビタミンBを取り入れることを意識して。
つきあい方【4】髪の変化に対応したアイテムを見直す

今まで同じケアをしていてもなんか髪形がしっくりこない」という経験は、誰しもあるはず。そんなときは毎日使うアイテムを見直すタイミングかも。長く愛用していたものも、髪の状態の変化によって合わなくなってきます。特にドライヤーの進化は目まぐるしく、もはや美容機器。少し前の一般的なドライヤーは100~140℃の高い温度に設定されているものが多い傾向にありましたが、最新のものは頭皮と髪に負担をかけない“低温ドライヤー”が主流に。風量や風の流れの工夫などで穏やかな温度でも髪はしっかり乾きます。
毛髪温度を60℃以下に自動でコントロールし、髪にツヤをプラスしながらダメージを抑える。小さくても風はパワフル。リファビューテック ドライヤー SE ¥33,000/MTG
つきあい方【5】大人の清潔感と上品さは適度なツヤとボリュームが作る

年を重ねると顔とのバランスで、ロングよりショートヘアが似合う傾向が出てきます。フェイスラインのリフトアップ効果を狙えたり、ぺたっとしがちな大人ヘアも手軽にボリューム感が出やすいという利点も。ロングヘアで毛先のボリューム不足が気になる人は、毛先のみパーマをかけて髪に厚みを出すのも効果的です。また髪のツヤは清潔感を保つために欠かせません。ただしパサつきが気になってオイルをつけ過ぎると逆に髪がペタンとダウンして見えることもあるので要注意。
ショートボブは、前からも横からもボリュームのバランスがきれいに見え、素敵世代には挑戦しやすいスタイル。
お話を伺ったのは
美容師・毛髪診断士 高橋亜季さん
アンベリール代表。ライフスタイルに合った自分らしいスタイルを追求する大人のためのプライベートサロン。女性スタッフ全員が毛髪診断士。
撮影/藤井マルセル(t.cube) ヘア&メイク/清水ヤヨエ 文/根笹美由紀
※素敵なあの人2025年12月号「いまの私に似合う!美しい髪を育む」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
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