こんなケースも
「念願の移住生活を始めたものの、移住先で孤立してしまっている」
移住をする人が増えていますが、「移住先でなじめず孤立してしまい、結局戻ってきた」というケースもあります。移住とは、新しい土地の新しいコミュニティに入っていくこと。よほどのコミュニケーション能力がない限り、すぐになじむのは至難の業。移住前に二拠点生活をして地元の人と関係性を作っておくなど、下準備をするのがおすすめ。
「住んでいた賃貸物件が古くなり、80歳になってから引っ越しを迫られた」
賃貸に住んでいる人は、その築年数に要注意です。人間と同様、建物も年を取ります。あなたが80歳になったときに「建物が老朽化したため建て替えるので、引っ越してください」と言われたらどうしますか?80代の引っ越しは大変なものです。70歳を超えると賃貸物件を借りるのが難しくなることもあるため、どこかで一度物件の見直しを。
教えてくれたのは

司法書士 太田垣章子さん
賃貸不動産経営管理士、合同会社あなたの隣り代表社員。賃貸トラブル解決や、「人生100
年時代における家族に頼らないおひとりさまの終活」支援に注力し、メディア出演や講演多数。著書に『あなたが独りで倒れて困ること30』(ポプラ社)など。
イラスト/鈴木衣津子 構成・文/平井薫子
※素敵なあの人2025年12月号「いまから備えておきたい 素敵世代の終活」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
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