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素敵なあの人 2025年11月号

素敵なあの人 最新号

2025年11月号

2025年9月16日(火)発売
特別価格:1690円(税込)
表紙:富岡佳子

素敵なあの人 2025年11月号

公開日:

【韓国エンタメ】韓国ドラマの名バイプレーヤー俳優チョ・ハンチョルが「Kドラマ上映会」に来日!「役づくりのためにすること」とは?「おすすめ韓国ドラマ3選」とともに独占インタビューをお届けします!

チョ・ハンチョルさん登場に大歓声!

「Kドラマ上映会」で来日したチョ・ハンチョルさん

上映が終わると、この日のMCを務めるNICE73さんの案内でチョ・ハンチョルさんがステージに登場しました。「こんにちは。私は韓国の俳優チョ・ハンチョルです」と日本語であいさつすると会場からは大きな拍手が。その歓迎ぶりに「…それしか言えないです(笑)」と照れた笑顔を見せました。MCから「ファンからはキューティープリティハンチョルキティーと呼ばれているそうですね?」と尋ねられると、さらに笑顔を覗かせました。

これまでに8回ほど来日されたことがあるというチョ・ハンチョルさん。前回は昨年だったそうで「東京で、Netflixドラマ『匿名の恋人たち』で女優のハン・ヒョジュさんがいらした現場で、俳優のソン・ジュンギさんの撮影があり、そのとき僕自身の撮影は無かったんですが、一緒に遊びに来て撮影現場を見学しました」と、俳優ソン・ジュンギさんとの仲の良さが伝わるエピソードを教えてくれました。

ドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年)、ドラマ『財閥家の末息子』(2022年)、映画『ロ・ギワン』(2024年)に続いてFODで配信される最新ドラマ『マイ・ユース(My Youth)』で共演してきた2人。「彼とは4回共演してとても親しく、家も行き来していて今年はイタリアの家にも遊びに行ってきました」とプライベート秘話も明かしてくれました。

MCから日本の好きな食べ物を聞かれると「昨日は牛カツを食べました。それから山芋でつくるおかず(とろろ)が好きです」と回答。続けて「あと生ビールも!すご~い♡」と日本語でこたえると、そのキュートなコメントに会場もほっこり。

続いて、『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』の主演キャストのハ・ユジュンさん&イ・スンヒョプさんからサプライズでビデオレターが届き会場に映像が流れました。MCから、「映像を見ている様子がお父さんのようなやさしい表情でしたね」と言われると「イ・スンヒョプさんは前作のドラマ『となりのMr.パーフェクト』で僕の息子役でしたので」とさらに優しい表情で語りました。

出演作は130作品以上! 今回の上映作についてもコメント

「Kドラマ上映会」で来日したチョ・ハンチョルさん

MCから「これまでどれくらいの作品に出演されてきたのですか?」と聞かれると「昨年ちょうど数えてみたんです。130作品くらいありました」とその本数の多さに会場からは感嘆のどよめきが起こりました。そして、この日上映されたドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』で演じたエンタメ事務所の代表役についても教えてくれました。

「僕の役は、今映像に出てきた2人をすごく苦しめるキャラクターなんです。本当にたくさんのものを持っている人物なんですけど、たくさんのものを持っているのであれば幸せになるべきところなんですが、それを守るために自らどんどん不幸に陥っていくという、とてももどかしいキャラクターです。僕が思うに、おそらくとても欲深い人物像なのではないかと思いました。彼が成功していく過程において、本当に大変な思いをしながらのし上がっていった。そしてそれを守らないといけないのでとても欲深くなってしまった。そういうキャラクターだと思います」

そんな難しい役を演じるにあたっては、「キャラクターをつくるうえでは本当に気を使ったところですが、僕が演じたキャラクターというのは成功を収めた人物。いつも忙しくて、毎瞬毎秒で何かを決めないといけない人でしたので、動き自体を素早くするようにしましたし、セリフも早く、鋭くしようと考えました」と役づくりについても教えてくれました。

今回演じた役は「悪役」。「悪役を演じるときに、それを演じる俳優自らが『この人は悪い人だ』と思いながらアプローチをする俳優はいないと思うんですね。そのような悪いことをするには理由があると思うんです。なので悪役を演じる俳優は、自分が演じる悪役にも愛情を持つようになります。だから悪い人だと思いながらは演じないですね。僕自身も『なんでそうなんだろう?』と理由を探しながら演じました」と、興味深い役へのアプローチの仕方も語ってくれました。


続いて、『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』についてMCから「ご自分がキャスティングされたらどんな役になると思いますか?」と聞かれると「そうですね、せっかくなら主人公?(笑)」とニッコリ。そしてこのドラマの弁護士役のように、専門用語が多い役について「すごく大変です。もし僕がそんなキャラを演じるとなると、台本を何度も毎日繰り返しますね。僕たちが普通に話をするときは、何を話すかなど考えずに努力せず言葉が出ますよね。演じるときもそのように自然とセリフについて考えることなく言葉がスッと出るようにするためです」とコメント。それを聞いて、会場のファンのみなさんも今後チョ・ハンチョルさんがこうした専門用語が多い役柄を演じるのが楽しみな様子でした。

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この記事を書いた人

加藤文惠

韓国エンタメ大好きライター 加藤文惠

韓国エンタメ大好きライター。これまで雑誌やWEBなど様々な媒体でK-POPアイドルのコンサートやショーケース、韓流ドラマ俳優のファンミーティング、韓国エンタメのイベント、インタビュー、などを執筆。

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