気分のムラには漢方薬も効果的
セルフケアに加えて漢方薬を活用するのもひとつの手です。漢方薬は心とからだのバランスを整え、不調の根本原因にアプローチします。自然由来の生薬でできているため、西洋薬よりも副作用が少ないのも特徴です。
気分のムラの対策には「精神の緊張を緩める」「自律神経の乱れを整える」「からだにこもった熱を冷ます」などの働きがある漢方薬を選びます。
気分のムラの対策におすすめの漢方薬
● 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
エネルギーの巡りをよくして、ストレスなどによるのどのつかえ感を改善したり、不安や緊張を和らげたりする漢方薬です。ストレス性の胃痛やイライラ、動悸などがある人に用いられます。
● 桂枝加竜骨牡蛎湯 (けいしかりゅうこつぼれいとう)
乱れたエネルギーのバランスを整えて精神を安定させ、不眠やイライラなどを改善する漢方薬です。疲れやすく、神経過敏で、不安や動悸などがある人に用いられます。
漢方薬は、自分の症状や体質に合ったものを選ぶことが大切です。自分に合う漢方薬を知りたいなら、無料診断も活用できる「あんしん漢方」のようなオンラインサービスの利用がおすすめです。漢方薬に詳しい医師や薬剤師にも相談でき、一般的な漢方薬局よりも比較的安価に購入できます。
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セルフケアで心とからだを労ろう
ストレスを感じたり、自律神経に負担がかかったりしていると、気分のムラが起きやすくなります。場合によっては病気が隠れている可能性もあるため、心とからだのサインに気づき、早めに対策することが大切です。自分に合ったセルフケアを取り入れて、気分のムラを改善しましょう。
<参考文献>
※1 公益社団法人日本産婦人科医会「2.ストレスホルモン」
※2 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所こころの情報サイト「うつ病」
※3 厚生労働省「腹式呼吸をくりかえす」
※4 厚生労働省健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~「運動処方」