声の老化を防ぐ!自宅でできるセルフケア
声の老化を防ぐには、声帯筋を鍛えたり喉を乾燥から守ったりすることが大切です。自宅でできるセルフケアを紹介します。
【1】声帯筋を鍛える
声帯筋を鍛えるセルフケアとして、「ストロー発声法」がおすすめです。これは太めのストローをくわえて「ウー」と発声を続けることで、声帯に無理な負担をかけずに発声ができる発声法です。
発声する際、ストローが振動して唇が震えたりむずがゆい感覚があったりすると、適切に発声できていると考えられます。1日50回程度を習慣とすることで、声帯の機能が整いやすくなり、声の改善が期待できます。(※1)
【2】喉の乾燥を防ぐ
日中はこまめに水を飲み、寝起きや入浴後などは意識して水分を補給しましょう。外出時や乾燥する季節にはマスクの着用も効果的です。
さらに、唾液腺のある耳の下やあごの付け根付近を指先でやさしく押す「唾液腺マッサージ」を行うと唾液分泌が促され、喉の潤いが保たれやすくなります。
【3】人と話す機会を増やす
若々しい声を保つためには「使うこと」が大切です。メールやSNSのやりとりを電話やテレビ電話に置き換えるだけでも、声を出す機会が増えて声帯の刺激になります。
趣味の集まりや読書会、オンライン講座などに参加するのも効果的です。人と話す機会を増やすのが難しい場合は、新聞や本などを音読して声を出す機会を作りましょう。