「年齢を重ねると夜中にトイレに行きたくなるのはなぜ?」「快眠のためにパートナーと寝室を分けたほうがいい?」など、睡眠にまつわるQ&Aに日本睡眠学会総合専門医・中村真樹先生に答えていただきました。編集部おすすめの快眠アイテムもご紹介します!
Q.年を重ねると夜中にトイレに行きたくなるのはなぜ?
A.加齢による膀胱容積の減少が主な原因です。また、人間の生理現象として、夜中に中途覚醒したときに尿意を感じやすくなることがあります。つまり夜中にトイレに起きないようにするためには、アルコールなど尿意をもよおす原因をなくすことで、中途覚醒を起こさせないようにすることが大切になるのです。
Q.快眠のためには、寝室やベッドはパートナーと別にしたほうがいいの?
A.パートナーのいびきがひどい、寝言が大きい、夜中に頻繁にトイレに起きる、ふたりの生活リズムが大きく異なるなど、睡眠を妨げる原因がある場合は、寝室やベッドを別にするのも手です。特に問題はなく、近くにいることで精神的に安心感がある場合は同室就寝が◎。夜中でも相手の不調に早く気づけるというメリットも。