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素敵なあの人 2025年11月号

素敵なあの人 最新号

2025年11月号

2025年9月16日(火)発売
特別価格:1690円(税込)
表紙:富岡佳子

素敵なあの人 2025年11月号

公開日:

【60代の睡眠】ついやっていませんか?よい眠りを妨げる5つのNG習慣

素敵世代は要注意!不眠が深刻化すると高まるリスク

「たかが睡眠」とあなどってはいけません。睡眠不足や睡眠障害が悪化すると、命に関わるリスクにつながることもあります。

生活習慣病
睡眠不足は、血糖値や血圧をコントロールする自律神経やホルモンバランスに悪影響を及ぼします。その結果、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を引き起こし、悪化すれば脳梗塞や心筋梗塞につながることも。

■認知症
アルツハイマー型認知症の原因物質とされている、アミロイドβやタウタンパク質。これらの物質は眠っている間に脳外に排出されます。睡眠不足になるとその機能が正常に働かず、認知症を悪化・促進させることに。

不安、うつ状態
たまに睡眠不足を感じるくらいなら、日中の眠気やちょっとした疲労感くらいで済むかもしれません。しかしそれが慢性的になると、精神的な疲労が蓄積します。結果、不安感が強くなったりうつ状態に陥ったりする場合も。

■過食
不眠になると、食欲をコントロールするホルモンのバランスも崩れます。食欲増進作用のあるホルモン・グレリンが増え、逆に食欲を抑える働きのあるホルモン・レプチンが減り、過食傾向が高まることがわかっています。

イラスト/植松しんこ 構成・文/平井薫子

※素敵なあの人2025年10月号「60代こそ睡眠が大事 素敵世代の”よい眠り”の作り方」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

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教えてくれたのは

中村真樹先生

日本睡眠学会 総合専門医 中村真樹先生

青山・表参道睡眠ストレスクリニック院長。東北大学医学部卒業、同大学院修了。東北大学病院精神科助教、外来医長、睡眠総合ケアクリニック代々木院長を経て2017年に開院。2014年に全米ナルコレプシーネットワーク最優秀研究者賞受賞。著書に『仕事が冴える眠活法』(三笠書房)。

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