迫力あふれる!軍艦島の建物をじっくりと見学
建物を説明する看板。小さい島ながら生活に必要な設備が充実していたことがわかります
軍艦島に到着後はツアーのガイドさんの指示通りに行動します。整備されているエリアは島の一部のみとなり、立ち入り禁止の危険な箇所も多いので単独行動はNG。ツアー用の歩道は整備されており、サンダルやスカートといった服装でも気軽に参加できます。日陰がほとんどないため、天候のいい日はUVパーカーや日傘などを準備するのが◎です。
観光客向けに整備された歩道を進んでいきます
ツアーでは鉄筋コンクリートで造られた高層アパートや炭鉱施設の跡地を見学できます。どれも軍艦島の最盛期を支えた建物でもあり、見ごたえは抜群。建物の前ではガイドさんが歴史や豆知識をわかりやすく解説してくれるので理解も深められます。ときにはユーモアあふれるクイズもあり、参加者同士で笑いに包まれることも!
かつての住居と思われる建物。崩落が進んでいる様子を目の当たりにしました
建物はどれも老朽化が進み、まるで遺跡のような雰囲気を放っているのが印象的でした。ガイドさんによると、軍艦島周辺は海風が強く、それを遮るものも何もないため建物が傷みやすいのだとか。10年後、20年後はさらに崩壊する可能性が高く、補強するために莫大な費用もかかるという説明もあり……世界遺産としての価値を維持していくことの大変さが伝わってきました。
ガイドさんの解説は必聴!ツアーでは見えない建物内部の様子も教えてもらいました
軍艦島に上陸できるのは約1時間。ツアー参加前は「短いかな?」と思っていましたがガイドさんの説明もわかりやすく、当時の生活の様子を垣間見ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。移動のフェリーもワイルドなクルーズ船に乗っているようで充実感がありました!
長崎グルメといえばちゃんぽん!
帰りも同じルートで長崎港まで戻り、13時頃に解散となりました。そのまま大浦天主堂やグラバー園といった観光スポットにも出かけられるので1日を有効に活用できます。ランチはちゃんぽんがおすすめ!長崎港の周辺や中華街にはちゃんぽんの名店もありますので、ぜひ食べ比べてみてください。
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