世界的ブームを巻き起こした“異変”探しのシュミレーターゲームをもとに、二宮和也さん主演で実写化した映画『8番出口』。8月29日(金)より全国公開されます。
「8番出口」を目指す主人公が地下通路に閉じ込められ、なかなか出口にたどり着けない無限ループに陥るサスペンス。『怪物』(2023)、『君の名は。』(2016)などの製作を手掛けたヒットメイカー、川村元気さんが監督・脚本を担当し、第78回カンヌ国際映画祭での上映も話題になりました。95分間のサバイバル体験とは? 見どころを紹介します。
ストーリー
白い地下通路を歩いていく「ある男」(二宮和也)。天井には【出口8】の看板。しかしいつまでも出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う「歩く男」(河内大和)に違和感を感じ、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。そして壁に掲示されている、謎めいた【ご案内】を見つける。
通路のどこかに【異変】があれば引き返し、なければそのまま前に進む。正しければ【8番出口】に近づき、見落とすと【0番出口】に戻る。次々と現れる不可解な異変を見つけ、絶望的にループする無限回廊から抜け出すことができるのか?
【見どころ1】“異変”を見落とすな!
主人公が地下通路から出られず、何かおかしいと気づいた頃、奇妙な【ご案内 Information】を見つけます。一見、よく見かける看板のようなのですが、その内容が問題。
・異変を見逃さないこと
・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
・8番出口から外に出ること
つまり、このルールを守らないと、無限ループから抜け出すことができないということ。いつの間にか観客も“異変探し”に夢中になってしまいます。
【見どころ2】“主人公の変化”を見逃すな!
「ある女」役の小松菜奈さん。ミステリアスな雰囲気ですが…
「ゲームの映画化って、ストーリー性はどんな感じだろう?」
「脱出できれば成功なの?」
特にゲームになじみのない世代だと、そのあたりが心配になりますよね。でもご安心ください。とてもよく練られた脚本で、同じ通路を何度も歩きながら異変を探し続けるうちに、主人公「ある男」にも少しずつ変化や成長が見られます。95分間で人間ドラマの部分も盛り込まれており、映画ならではの展開や二宮和也さんの演技力に唸らされます。