アラスカで獲れる5種類の鮭を食べ比べ
アラスカシーフードマーケティング協会は持続可能(サステナブル)な水産資源を活用した経済発展を促進するために設立された、アラスカ州とアラスカ水産業界の官民パートナーシップ。アラスカ産の水産商品の価値を向上させることを目的に世界各国で活動しているのです。
アラスカのシーフードはすべて天然。魚の養殖は行っていません。だからこそ、生態系を守りながら天然の繁殖力を大切にし、乱獲をしないなどの厳しい約束のもと多様な漁業を行っています。その結果、豊かな自然の恵みの中で育まれた栄養価の高いサステナブルシーフードを私たちがおいしくいただくことができるのです。
河岸のロッジにステイしている間に、協会の現地スタッフが、アラスカで獲れる鮭や白身魚のことや、サステナブルな漁についてレクチャーしてくださいました。
スライドを見ながらアラスカのシーフードについて勉強。最後に、鮭の種類別に行われている漁の方法など、さまざまなクイズが出題され、皆さん積極的に手を挙げて答えていました。
アラスカで獲れる鮭は、キングサーモン(マスノスケ)、ソッカイ(紅サケ)、コーホーサーモン(銀サケ)、チャムサーモン(秋サケ・シロサケ)、ピンクサーモンの5種類。私は鮭の種類についてそんなに詳しくなかったのですが、今回、すべての鮭を試食させていただいたことで、見た目や身の色だけでなく、それぞれの風味がまったく違うことを知りました。
私がいちばん好きなのはソッカイ(紅サケ)でした。しっとりとした触感と深いうま味が絶品!
鮭の種類によって、身の色や風味がまったく違います。それぞれの美味しさが!
アラスカに行って以来、スーパーの魚売り場で魚の産地を意識的にチェックするようになりました。アラスカシーフードは「アラスカ産」と書かれているほか、「アメリカ産」と表記されているものもあります。先日、アラスカ産の銀ダラを買って煮つけにしてみたのですが、上品な脂がとてもおいしく、ごはんが進んでしまいました(笑)。
Part 2ではアラスカツアーの間に、世界のシェフがそれぞれの腕を競ったシーフード料理や、ロッジで楽しんだ釣りなどをレポートします。私もスモークサーモンとイクラのちらし寿司を作りました。お楽しみに!
アラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)
https://japanese.wildalaskaseafood.com/
WILDERNESS PLACE LODGE
https://www.wildernessplacelodge.com/
Favco
https://favcodirect.com/
写真/福本和洋
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