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素敵なあの人 2025年10月号

素敵なあの人 最新号

2025年10月号

2025年8月16日(土)発売
特別価格:1690円(税込)
表紙:黒田知永子

素敵なあの人 2025年10月号

公開日:

【60代ヘルスケア】つらい「耳鳴り」はなぜ起こる?原因3つとセルフケア3選をご紹介!【薬剤師監修】

耳鳴りには漢方薬もおすすめ

耳鳴りには漢方薬もおすすめ

耳鳴りに対しては、漢方薬の力を借りるのもひとつの方法です。漢方薬は心とからだのバランスを整え、不調の根本からアプローチすることを得意としています。飲むだけでいいため、セルフケアをする時間がない場合にも続けやすいのが魅力です。

耳鳴りには「血流を改善して内耳や神経の機能を回復する」「水分代謝をよくして内耳のむくみを改善する」「自律神経の乱れを整える」などの働きがある漢方薬を選びましょう。

耳鳴りにおすすめの漢方薬

七物降下湯(しちもつこうかとう)
血管を広げて血流をよくし、加齢で衰えた内耳器官に栄養を補い、高血圧に伴う耳鳴りを改善する漢方薬です。顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害がない人に使われます。

● 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血流や水分代謝をよくしてからだから余分な水分を排出し、内耳の血流不足やむくみが原因の耳鳴りを改善する漢方薬です。疲れやすく、冷えがあり、貧血症状のある人に使われます。

漢方薬は体質に合うかどうかが重要なため、服用する際は、自己判断ではなく、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談しましょう。直接相談に出向くのが難しい場合は、「あんしん漢方」のようなオンラインサービスの利用がおすすめです。スマホひとつで専門家に相談できるほか、無料診断も活用できます。

● あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

    ちょっとした工夫で耳鳴りを改善

    耳鳴りは、日々の体調や生活習慣、心の状態と深く関わっています。耳鳴りは日常のなかでできるセルフケアによって、改善する可能性があります。軽い運動、リラックス習慣、ツボ押し、漢方の力……自分に合ったセルフケアを見つけて実践してみましょう。

    ただし、なかなか改善しない場合は病気が隠れている可能性もあります。耳鳴りが長期間続く場合は、医療機関へ相談しましょう。

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    この記事を監修したのは

    山形ゆかりさん

    あんしん漢方薬剤師 山形ゆかりさん

    薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

    症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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