明治5年創業! 湘南の蔵元『熊澤酒造』の夫人が行う教室は、上質な空間で楽しく料理を学べて、新しいおいしさに出合えるとたくさんの人から支持されています。リピーターが多く、予約が取れない料理教室のおすすめメニューを特別に教えていただきました。
日常のなかで、少しでも役に立つレッスンを!
紹介制の料理教室で、余計な手を加えずに素材の持ち味を大事にした料理を教えている熊澤さん。教室はごく自然な流れで始まり、ライフワークになったそう。
「父方と母方の祖母がお茶と書道の先生だったため、家に人が来ることが普通の環境で育ちました。だからこそ私も、家でなにかを教えたいというよりも、来てくれた方と楽しく過ごせることをやりたいという思いで、料理教室をスタートさせました。元々食べることも作ることも大好きで、料理上手な祖母をよく手伝っていたのですが、そのときに伝えられた、料理と同じように器選びも大切にする姿勢などは、レッスン内容を考える際にも意識しています。教えている料理と製菓には、ル・コルドン・ブルーで学んだことや、日々の食事で受けた刺激を取り入れているほか、米麹や酒粕も積極的に使うことで、おいしさや便利さが伝わるように心がけています」
料理は季節の手仕事や食材を大切に
毎年、庭の梅をたくさん収穫し、お酒やシロップにしてストック。近所の畑などで収穫された野菜なども活用し、旬の味わいを意識した料理を日々作っています。
名品には使い続けたい理由がある
「ARABIA(アラビア)」のヴィンテージ食器や、「DANSK(ダンスク)」のお鍋などが並べられた熊澤さんのキッチン。長く使い続けても飽きない、デザイン性と機能性を兼ね備えた道具や器に惹かれ、揃えているそうです。
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