歯周病対策におすすめのセルフケア3つ
歯周病を防ぐには、からだの内・外の両側からのケアが重要です。歯周病対策におすすめなセルフケアを解説します。
【1】正しい口腔ケアを心がける
まず見直したいのが、日々の歯みがき習慣です。歯ブラシは柔らかめのものを選び、軽い力で小刻みに磨くことを心がけましょう。食べたらできるだけ早く磨くことも大切です。
さらに、歯と歯の間には歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯ブラシでは取りきれない汚れをしっかり取り除きましょう。
【2】食生活を見直す
歯や歯茎の健康を保つために必要な栄養素を積極的に摂ることも、歯周病対策につながります。
たとえば、ビタミンCは、歯茎を形成しているコラーゲン線維を再生する大切な成分です。ブロッコリーやパプリカ、柑橘類など、ビタミンCが豊富な食材を意識して取り入れるとよいでしょう。
また、カルシウムは歯を支える骨の維持に欠かせません。小魚やチーズ、ヨーグルトなどを食事に取り入れることをおすすめします。
さらに、根菜類やキノコ類などの噛み応えのある食材を取り入れると、自然と咀嚼回数が増え、唾液の分泌を促すことができます。
【3】生活習慣を見直す
生活習慣を見直して、歯茎の血流をよくすることも大切です。
たとえば、歯茎の血流を悪化させる最大の原因のひとつが喫煙です。もしタバコを吸う習慣がある場合は、これを機に禁煙してみましょう。
また、睡眠不足やストレスフルな状態が続くと、自律神経が乱れて血行不良を招き、歯周病のリスクを高める要因になります。十分な睡眠をとり、趣味や運動で気分転換を図ることで、自律神経が整い、口内の血流改善につながります。