世界的大ヒットとなった「ジュラシック」シリーズの、新章幕開けとなる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が8月8日(金)より全国公開されます。
スカーレット・ヨハンソンがシリーズ初の女性主人公となり、キャストを一新。物語の舞台こそ前作から5年後に設定されていますが、過去のシリーズを見たことがない方でも十分楽しめるストーリー展開で、アトラクションのような王道エンタメ作品になっています。この記事では、「映画ごはん研究家」の富田夏子が作品の見どころとともに、ある食べ物の登場シーンにも注目したコラムとして紹介します。
目次
ストーリー
秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社の代表マーティン・クレブス(ルバード・フレンド)から、ある危険な任務を引き受ける。それは、人類を救う新薬を開発するため、陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取するというものだった。ゾーラが信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)と古生物学者ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)が仲間に加わり、チーム一行は、かつてジュラシック・パークの極秘研究施設があった“禁断の島”へとたどり着く。そこは、地球上でもっとも危険な恐竜たちが生息する場所だった。
【見どころ1】原点回帰の王道エンタメ
過去6作で恐竜の遺伝子操作や、大企業の陰謀うずまく壮大な物語へと発展した「ジュラシック」シリーズ。今作では、スティーヴン・スピルバーグによって1993年に誕生した『ジュラシック・パーク』の世界観に近い、原点回帰の王道エンタメが満喫できます。
海に住む巨大生物から逃れながら船で冒険する海洋アドベンチャー、スカーレット・ヨハンソンが華麗な身のこなしを見せるアクション、さらにスリラー、サバイバルの要素がしっかり盛り込まれていて、まるでアトラクションのよう。クラシカルな音楽が映像を盛り上げ、シリーズ初心者でも気負わず楽しめます。
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