【本格派には!】急冷式コーヒーの淹れ方
普段からコーヒーを淹れ慣れていて、ひと手間かけてもおいしいコーヒーが飲みたい!という人には、急冷式の淹れ方もおすすめです。行程がどんどん進んでいくので、最初に作り方をしっかり把握してから淹れてみてください!
材料(1杯分)
- レギュラーコーヒー…15g
- お湯…150g
- 氷(できればかち割り氷)…適量
下準備
コーヒードリッパーをお湯で温める
コーヒーをおいしく抽出するには、適正な温度(92~96℃)があります。この温度が下がらないよう、ドリッパーはあらかじめお湯をかけて温めておきます。
コーヒーフィルターは密着しやすい折り方を
コーヒーフィルターを折るときは、底面と側面を互い違いに折りましょう(底面が山折りなら側面は谷折りに)。こうすることでドリッパーに密着しやすく、成分を均一に抽出しやすくなります。
作り方
【1】レギュラーコーヒーをドリッパーに入れる
キッチンスケールなどではかりながら、レギュラーコーヒーをフィルターを敷いたドリッパーに入れます。入れたら軽くドリッパーをゆすって粉を平らにすることで、成分が均一に抽出されます。
【2】コーヒーサーバーに氷を入れる
コーヒーサーバーいっぱいに、氷を入れます。このときかち割氷を使うと、溶けにくく水っぽくなりにくいのでおすすめです。
【3】少量のお湯でコーヒーを蒸らす
粉と同様にキッチンスケールではかりながら、コーヒーの倍量の約30gのお湯を中心から外に広げるように回しかけ、20秒待ちます。このひと手間で、コーヒーの成分が抽出しやすい状態に。
【4】数回に分けて残りのお湯を注ぐ
残りの120gのお湯は、1回約40gを計3回に分けて注ぎます。蒸らしの行程でお湯の通り道ができているので、お湯は全体にかけなくてもOK。1円玉くらいの大きさを目安に、中心に軽く円を描くようにして注いで。ドリップし終わったら、水っぽくならないようすぐに抽出したコーヒーをグラスに入れましょう。
- UCCコーヒーアカデミー講師 村田果穂さん
氷で急冷することにより、香りが揮発せずコーヒーに閉じ込めることができます。にごりにくく、見た目もきれいに!
今回使用したのは
アイスコーヒーにぴったりの香りとコクが豊かなブレンドコーヒー。ブラックで飲むのはもちろんのこと、ミルクとも相性がいい味わいです。UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 250g(粉)¥808(編集部調べ)/UCC上島珈琲