【Keyword】「食事」
体に脂肪がつきにくい食生活に!
食事で大切なのは、たんぱく質をしっかり摂って筋肉量の維持につなげること、そして脂肪を増やさないような食生活を心がけることです。特に脂肪を増やさないようにするためには、運動だけでなく、食生活の改善が必須。「食べ過ぎていないのに」という人も、落とし穴があるかもしれません。日々の習慣を見直してみましょう。
甘い飲み物をやめる
「食べてないのになぜか太るんです」という人に多いのが、甘い飲み物を飲む習慣があること。砂糖だけでなく、人工甘味料なども太る原因になります。いちど甘い飲み物は一切やめてみて、なにか飲みたくなったら水、お茶、炭酸水にしましょう。これだけで大きな効果が得られるはず。
おやつの内容を見直す
おやつも落とし穴のひとつ。「食べてないのに」という人でも、実は甘いものをちょこちょこつまんでいる場合が多いです。口さびしさもあると思うので、いきなりおやつを一切やめるのではなく、ゆで卵や枝豆、チーズ、ナッツ類などのたんぱく質食材に置き換えてみるとよいでしょう。
夕食を減らし朝昼に振り分ける
「食べた後、どのくらいエネルギーを消費できるか」を考えたら、夜は少なめにし、かわりに朝と昼を多めにするのがよいことがわかります。夜に食べ過ぎると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として溜まることに。夕飯を軽めにして、翌朝、空腹を感じて目が覚めるのが理想です。
3大栄養素の不足&摂り過ぎを意識する
糖質、たんぱく質、脂質の3大栄養素のうち、摂取が難しいのがたんぱく質。肉、魚、卵、乳製品、豆類の5種類のたんぱく源を意識して、日々の食事に積極的に取り入れましょう。糖質と脂質はむしろ摂り過ぎている人が多く、太る原因となるため、控える必要があります。
●とりたい栄養素……たんぱく質
●控えたい栄養素……糖質、脂質
食べるタイミングを意識する
どうしても食べたいものがあるという人は、タイミングを意識するだけでも、太りやすさが変わってきます。たとえば、昼の2時にケーキを食べるのと、夜の2時にケーキを食べるのとでは、脂肪の蓄積具合がまったく異なります。食べるなら15時くらいまでにし、夜に食べるのは控えて。
お酒を飲む頻度を減らす
お酒は、一緒に食べるおつまみでエネルギー量や塩分量が高くなりがち。それらはむくみや高血圧の原因にもなります。どうしても飲酒習慣をやめられないという人は、量を減らすよりも、飲む頻度を減らすことを心がけましょう。まずは飲む日を週1〜2日くらいに減らすのを目標に。