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年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2025年9月号

素敵なあの人 最新号

2025年9月号

2025年7月16日(水)発売
特別価格:1740円(税込)
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2025年9月号

公開日:

【60代の代謝アップ大作戦】代謝量を増やして痩せやすい体になるには?普段の生活でできる筋肉量アップ法8選【産婦人科医・高尾美穂先生監修】

【Keyword2】「睡眠」

睡眠

良質な睡眠が筋肉を回復させ、育てる!

睡眠も筋肉に影響を与えます。入眠から3時間の間に、体の中で成長ホルモンが分泌されます。このホルモンは体のあらゆる場所を修復・回復させるもので、筋肉もその対象です。良質な睡眠をとることで筋肉が回復し、それが代謝を上げることにつながるのです。しかし60代となるとぐっすり眠れない人も多いはず。毎日神経質にならず、長期的な目で見て対策していきましょう。

睡眠時間は1週間で帳尻を合わせる

眠れない日もあればよく眠れる日もあるのは普通のこと。だいたい1週間単位で帳尻を合わせればOKです。人間、眠れない日が続けばいつかは眠ることができます。神経質にならず、「昨日は眠れなかったけど今日は眠れるかも」くらいに考えてみましょう。

電気を消した後は光を見ない

夜に目に光が入ると、脳が昼間だと勘違いをして覚醒し、眠れなくなってしまいます。眠る前にスマートフォンを見るなどは絶対NG。夜中にトイレに行く際は、人感センサーのフットライトを設置するなど、目に明るい光が入りにくい工夫をするとよいでしょう。

睡眠時間を確保し眠くなってから布団に入る

睡眠時間は7時間を切るくらいを目安にしてください。まずは1日のなかで眠る時間をちゃんと確保すること。「布団=眠くなる場所」と体に覚えさせることも大事で、眠くなったら布団に入るようにし、布団に入ってからダラダラ過ごすのはやめましょう。

お風呂やストレッチで一度体温を上げる

昼間に上がった体温が夜になるにつれて下がり、体温が下がることで眠気が訪れ、スムーズな睡眠に入れます。大切なのは、この体温の差。この差を作るために、寝る前にお風呂に入るのがおすすめ。就寝90分前に湯船に浸かれば一時的に体温が上がり、就寝時に程よく体温が下がって、眠りにつきやすくなります。

昼間はしっかり活動する

年齢を重ねると眠れなくなる主な原因のひとつは、活動量が少ないこと。昼間に活発に動いて活動量を増やせば疲労が溜まり、夜自然に眠気が訪れます。そして夜は刺激を減らしておだやかに過ごすこと。この昼と夜のメリハリが、スムーズな入眠につながります。

【Column】筋肉維持のため5つのたんぱく質をバランスよくとって

筋肉維持のため5つのたんぱく質をバランスよくとって

筋肉を作り出すのは、たんぱく質。いくら運動をたくさんしても、筋肉のもととなるたんぱく質が不足していては、筋肉量は増えません。食事では、肉、魚、卵、乳製品、豆類の5種類のたんぱく源をバランスよくとることを意識しましょう。

文/平井薫子 写真提供/ PIXTA(食材)

※素敵なあの人2025年8月号「痩せにくいポスト更年期世代の基礎代謝アップ大作戦」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

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お話を伺ったのは

高尾美穂先生

医学博士、産婦人科専門医 高尾美穂先生

ライフステージに沿った治療法を提案し、幅広い世代の女性の健康をサポート。女性のリアルな悩みに寄り添う姿勢が支持を集める。著書に『女性ホルモンにいいこと大全 オトナ女子をラクにする 心とからだの本』(扶桑社)などがある。

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