そして旅行三日目は、浄法寺塗りの滴生舎さんの工房を朝から見学しました。
浄法寺市は日本の漆の7割を誇る漆の産地で、漆搔き職人は現在45人ほどだそうです。
去年盛岡を訪れたときに浄法寺塗りのお重を購入したのを、2回目の素敵ブログの旅行記に書いております。
工房を後にして、一路内陸から太平洋側の田野畑村までバスで二時間ほどのドライブです。岩手県って広い!!
私は、三陸の海は初めてだったので、いつも見ている海とは全く違う東北の海の景色に見とれていました。
柴田さんのすず竹細工の生徒さんでもある伊藤勝康シェフのお店「ロレオール」でランチをいただきました。新鮮な地元の食材を使ったとても美味しいフレンチに大満足。(美味しいお料理の写真はスペースが足りなくてごめんなさい。)
目の前に広がる雨上がりの幻想的な景色のなんと美しいこと!!
旅の最後に、鳥越では枯れてしまったすず竹の群生地を見せていただきました。
すず竹細工探訪の旅 コンプリート!!
物を作る人たちの魂に触れた尊い旅でした。
私の手芸は、工芸には遠く及びませんが、物を作る者の端くれとして、これからも一つ一つ愛を込めて作品に取り組みたいと改めて思いました。
おまけ
御所野遺跡
龍泉洞
すず竹細工探訪しながら、岩手の名所も見れるという贅沢な旅でした。
地元のトラベルリンクの北田さんがガイドしてくださり、いろいろなお話も聞けました。
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