月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。
今回は、岩手県のすず竹細工職人・柴田恵さんに会いに行くツアーに参加された様子をレポートしてくださいました!
皆様、こんにちは。
梅雨入りしたかと思ったら真夏の太陽が!!
梅雨はどこに行ったのかな?
さて、そんな中、東北は岩手県を旅してまいりました。例年なら6月はまだ涼しいそうですが、東北も曇っているにも関わらず蒸し暑く、気候変動の脅威を感じずにはいられません。
今回の旅は、以前「素敵なあの人」の誌面にも掲載された事があります、東京都の小石川植物園のすぐ近くで手仕事のかご類などを主に紹介されている「galleryKEIAN」のオーナー・堀さんの企画で、
「柴田恵さんに会いに、岩手(盛岡、鳥越)にいこう!!」
というツアーに、姉と参加いたしました。
柴田恵さんは、岩手県二戸の鳥越地区というところで生まれ育った、すず竹細工の職人さんです。
鳥越地区というのは多くの家庭が代々すず竹細工を生業にしてきた場所ですが、近年は編み手の高齢化と材料のすず竹が120年に一度枯れるという周期と重なり廃業を余儀なくされたり、さらには鳥越生まれの後継者が誰もいないという深刻な状況になっています。
日本の素晴らしい工芸、民芸がどんどん減っていくのは本当に残念なことです。
そこでこの状況を少しでも皆さんに知っていただきたいという思いで、堀さんがクラウドファンディングを立ち上げ出版されたのが、
『かごを編む 鳥越のすず竹細工とともに、 柴田恵』
という本です。
皆様も是非お手に取って読んでみてください。とても興味深いお話が書いてあります。
すると私のように、鳥越まで柴田さんに会いに行きたくなっちゃうのです。
鳥越の美しいすず竹細工
旅行一日目は、盛岡の先人記念館というところで、「鳥越のすず竹細工に魅せられた人たち」という、柴田さんと堀さんが登壇する特別講座を拝聴しました。
同時に本屋さんの「BOOKNERD」さんで、『かごを編む 鳥越すず竹細工とともに、柴田恵』刊行記念展が開催されています。
こちらは6月21日から29日まで開催しています。
盛岡のセレクトが素敵な本屋さん「BOOKNERD」
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