毎日食べたくなる、季節に寄り添ったごはんを、「薬食同源(食べることは心と体を育む)」の考え方をもとに料理を提案する、料理家の李映林さん、コウ静子さん親子に教えてもらいました。今回は、"しじみごはん"のレシピです!
ひと口ごとに味や食感の違いを楽しめる献立に
「しじみがおいしい時季にわが家でよく作るのが〝しじみごはん〟です。貝の味わいを生かすため、使用する調味料はお酒だけ! シンプルに調理することで、貝の旨みがお米一粒一粒にしみ渡り、なんとも滋味深い一品に仕上がります。
また今回は、炊き込みごはんに塩味を加えない代わりに、〝えごまの葉のしょうゆ漬け〟を添えましょう。爽やかなえごまの葉の香りと、旨みの強い韓国産の粉唐辛子が絶妙に調和し、素朴な炊き込みごはんのいいアクセントになります。
しょうゆ漬けは、炊きたてのごはんを包んで食べるのはもちろん、麺類や肉・魚のおかずと合わせても!冷蔵で4〜5日保存ができるので、多めに作って常備しておくのもおすすめです。
副菜には、シャキシャキとした歯触りが炊き込みごはんとも相性がいい〝おかひじきの梅ナムル〟を。さっぱりとした梅干しの酸味も食欲をそそりますよ」
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