骨盤が傾くと無理にバランスを取ろうとして姿勢が崩れる→ねこ背になる
筋肉のバランスが崩れると骨盤が傾きます
体の使い方に癖があったり、筋力が低下したりして筋肉のバランスが崩れると、骨盤が傾きます。また、太ももの前側にある大腿四頭筋や腸腰筋といった筋肉と、後ろ側にあるハムストリングスといった筋肉のバランスが崩れると、強いほうに引っ張られて骨盤が傾きます。
【骨盤の後傾】
太ももの後ろ側にある大臀筋やハムストリングスがこわばって縮むと、後ろに引っ張られて骨盤が後傾。お尻が引っ込み、背中が倒れ、バランスを取ろうとして背中が丸くなります。後ろ側の筋肉が発達してさらに後傾する悪循環も。
【骨盤の前傾】
太ももの前側にある大腿四頭筋や背骨から大腿骨のつけ根にある大腰筋などがこわばって縮むと、前に引っ張られて骨盤が前傾。お尻が出て腰が反り、S字が強くなってねこ背に。前重心になり前側の筋肉が発達してさらに前傾に。