おしゃれしてもなんとなくあか抜けない……。その秘密はヘアにあります。いつも素敵に見える人は、実はヘアスタイリングが上手。ちょっとしたひと手間がおしゃれ印象を各段に上げてくれる、プロのテクを人気ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんに教えてもらいました。
意識したいのは毛流れとツヤ感
若々しくしゃれたムードが漂う森さんのスタイリング。自分でいまっぽさを作るコツとは?「人を構成するパーツのなかで髪が占める面積って大きいから、そこが古臭いと野暮ったいイメージが前に出てしまうんです」と森さん。
プロがスタイリングするときにまず意識するのは、毛流れを作ることなんだそう。「それは前の晩のシャンプー後からスタートしていて、トップにボリュームがほしい、毛先に動きを出したいなど、なりたいイメージを考えながら髪を乾かし毛流れを作っておくと、翌日にアイロンやコテでニュアンスをつけるのが簡単に。ヘアサロンで美容師さんが髪を乾かすところを見ると、よくわかるはず。さらに、素敵世代にとって欠かせないのが髪のツヤ。髪がパサつくと老け見えするので、毎日髪をブラッシングしてツヤを出すこと。目の細かいブラシを使うのがポイントです。翌日のスタイリングについては、髪の長さ別にコツをご紹介しますので、ぜひ実践してみてください」