日々の料理で使う食材は、なるべく体にいいものを、そしておいしいものを選びたい。今回は、そんな風吹さんがキッチンに常備するオリーブオイルと塩をご紹介!ちょっといいアイテムが日々の食事をおいしく豊かにしてくれます。
「オリーブオイル」と「塩」は自分好みの味を作る頼もしい味方!
オイルにはさまざまな種類がありますが、私がいちばんよく使うのがオリーブオイルです。日常使いしているのは「プラネタ エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル シチリア」。サラダやパンはもちろん、加熱調理にも使える万能オイル。癖がないので、オリーブオイルが苦手な方にもおすすめです。ほぼ毎日使っているので定期便で購入しています。
「カステル・ディ・レゴ・オーロ」は、ほんのりトマトの茎のような香りがあり、トマトとバジルのカプレーゼには欠かせません。旨みと酸味のバランス、香りがよく、えぐみもないので、こちらも素材や料理を選ばず使えます。
私は素材そのものを味わう料理が好きです。調味料の味がしっかりしみ込むより、うっすらとなじんでいるような。そこで活躍している塩が、カマルグの「フルール・ド・セル」。少し甘みのあるマイルドな味で、食材の味がピッと際立ちます。日本にもおいしい塩はたくさんありますが、西洋料理を作るときはやっぱりこれ。
たとえば、時間がないときによく作る、エリンギとれんこんのオーブン焼き。オリーブオイル、塩、こしょう、ブルーチーズをところどころに振りかけて焼くのですが、加熱してもいい具合に塩の粒感が残り、時折、舌で塩を感じることができるんです。塩もオイルも素材の旨みも感じながら咀嚼できる、まさにいい塩梅になる塩です。