手を汚さずにササッと仕上げられるパウダーファンデーションは、“ 簡単きれい重視派” の心強い味方!でも、全顔にきっちり塗ってしまうと、のっぺりとした仕上がりになりがち。そこで、塗り方をちょっと変えるだけできれい印象が格段にアップするテクニックをご紹介します!
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塗る順番、塗り方を変えるだけだからいますぐ取り入れられます!
ファンデーションは年々進化しています。特に近年のパウダーファンデーションの優秀さには目を見張るものがある! と山本浩未さん。
「ひと昔前までは、真冬の乾燥する時期にパウダーファンデーションを使うとパサパサして、のっぺりと厚塗りな印象になることがありました。でも、いまどきのものは、スポンジでサッと滑らせるだけでなめらかにフィット。あたかもリキッドやクリームを丁寧に塗り重ねたかのようなしっとり肌に仕上がるんです」
今回は、優秀なコスメの実力をさらに格上げする、ひとワザ効かせた塗り方を紹介します。
「パフに取って肌に塗るとき、いちばんはじめにのせたところにしっかりとファンデーションがつきます。だから、顔のフォルムを作り出している頰から塗りはじめましょう。高い部分が強調されて、立体感が生まれます。その逆に、強調したくないフェイスラインは、パフに残ったファンデーションを最後にササッとのばす程度でOKです」
顔の中にひし形を描き、ひし形の内側と外側の塗り方に強弱をつけるだけで、メリハリのある顔になれるのです。
「塗る順番と量を変えるだけ。アイテムを追加したり手順が増えるわけではないので、まずは試してみてください。お手軽に、いつもよりちょっとイイ感じに仕上がりますよ」
ちなみにファンデーションを新調するなら、プチプラよりも大人向けの〝少しいいもの〟を選ぶのがおすすめです。
「ファッションにたとえるなら、ファンデーションはいちばん外に着るコートやジャケットのようなもの。面積が広いから、質感の差が出やすいんです。おすすめのアイテムを3つ選びましたので、ぜひ参考にしてください」
ファンデは全顔に塗る必要なし!ひし形に塗る「だけ」でメリハリが出て若々しさもアップ!
ひし形に塗った肌
顔立ちにメリハリが出て若々しい印象!
肌もツヤめいてナチュラルに
全顔に塗った肌
均一にカバーされ過ぎてのっぺり。
乾燥する季節は粉浮きも気になります