クリームのあるあるギモンにもお答えします!
教えてくれた美容のプロのおふたり
美容家、「美・ファイン研究所」主宰
小林ひろ美さん
“保湿を強化してくれるクリームに肌を託して、いまもこの先も老けない肌へ”
紫外線で傷んだ肌を自力で回復させた経験から、セルフケアの大切さを説く。誰でも続けやすい簡単な美容テクニックを、わかりやすくキャッチーな言葉で伝授。触れたくなるほどふっくらなめらかな肌は同世代の憧れの的。
エディター、ライター
松本千登世さん
“クリームで磨いた皮のソファーのようなやわらかなツヤを肌に”
航空会社のCAから広告代理店、女性誌の編集を経て独立。美容のトレンドに振りまわされず本物を見つめる審美眼と、説得力のある知的な文章に定評あり。年齢を受け入れ、内面から豊かな美しさを追求する姿勢にファン多数。
Q1.たっぷり塗れば塗るだけ効果はあるの?
A.メーカー推奨量がベスト。乾いてきたら“追い”クリームを
「不足はNGですが、多過ぎるとなじませようとして肌をこすりがちに。まずは適量を」(松本さん)、「朝は推奨量を守るとメイク崩れを防げます。日中乾いたらハンドプレスで重ねづけ」(小林さん)。ふたりとも夜は適量の後に、こわばる部分に追い足ししているそう。
Q2.効かせる塗り方はあるの?
A.摩擦はNG。手で温めてからハンドプレスしてしっかり浸透させます
「メーカー推奨量を両手で温めてから、肌を包むようにハンドプレス。皮膚温も上がり一石二鳥です。最初に手を置くところに多くつくので、夜は顔の内側から外側に向かって横づけ。朝はメイクが崩れやすいTゾーンの油分を減らすために外側から」(小林さん)
Q3.価格と効果は比例するの?
A.“ドラコス”ブランドもハイスペックな時代に。高価なものは香りやパッケージの高揚感も肌に作用
「重要なのは心が動くかどうか。高価な商品は、香りや感触、贅沢なパッケージに気分が高まるんですよね。その高揚感も肌に還元される気がします」(小林さん)。「最新研究を投入したドラッグストアコスメが続々登場。その実力に美のプロたちもとりこ。でも高価格クリームにはコットンの肌をシルクやカシミアにする効果があります」(松本さん)
イラスト/二階堂ちはる 文/片岡えり
※素敵なあの人2025年3月号「冬のいまこそ見直したいクリームの力」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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