50・60代も積極的に活用している人が多いSNS。素敵世代のインフルエンサーにインタビューし、SNSの楽しさや気をつけていることを教えてもらいました。今回はInstagram編です。
「普段は出会わない職種の友達ができました」河村純子さん
- 河村純子さん
カラーコーディネーター。Instagramでは、色の力で品よく仕上げるファッションコーディネートを発信。カラーコンサルのほかエッセイの執筆にも活動の幅を広げている。
「リールを中心に、日々のコーディネートや色の取り入れ方のアイデアを投稿しています」と話す河村さん。「リールは、音楽を選ぶのが楽しみ。また、ストーリーズはフォロワーの方がよくメッセージを送ってくださるので、気軽に発信しています。Instagramを始めてから、共通の趣味を持つ友達がたくさんできました。みなさん、リアルでは知り合わないような職種の方ばかり。被災したときには『必要なものがあればなんでも送ります』とたくさんのメッセージをいただいたこともあり、Instagramを通じたつながりに温かさを感じています」
\いつもの投稿/
カラーアイテムをたくみに使ったコーディネートを発信中。こちらは、河村さんが好きなオレンジを取り入れた装い。
自分に似合う茶色選びのコツについての投稿には、700以上の「いいね」が寄せられています。
「メイク動画を通して新しいやりがいを発見」大西直実さん
- 大西直実さん
2023年から、60代向けにメイク動画の発信をスタート。わかりやすく真似しやすい動画が人気を集め、レッスンやメイクブラシのプロデュースも手がけるように。
「Instagram はもともと日常の備忘録として使っていました」と話す大西さんの転機となったのは、60歳での離婚。「満身創痍で2年ほどおしゃれもせずに過ごしていましたが、このままでは人生が終わってしまうと思い、メイク動画のアップを始めました。最初は自分を鼓舞するつもりが、思いがけずフォローしてくださる方がたくさんいて『諦めないできれいにしていこうと思いました』といった嬉しいコメントも。自分も誰かの役に立てると実感し、暗いトンネルから抜け出したような気持ちになりました。仕事にも発展し、やりがいにつながっています」
\いつもの投稿/
Instagramでのメイク動画の投稿が功を奏して、自身でプロデュースしたメイクブラシの販売も開始。
化粧下地だけで叶えるツヤ肌の作り方をレクチャーする動画は、2.5万回以上再生され多くの人が注目。
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