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年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2025年4月号

素敵なあの人 最新号

2025年4月号

2025年2月15日(土)
特別定価:1690円
表紙:黒田知永子

素敵なあの人 2025年4月号

公開日:

【60代ヘルスケア】睡眠時無呼吸症候群の悪化を防ぐには?「舌筋トレ」ほかいますぐできる対策をチェック!

【2】スマートウォッチで睡眠をチェック!

体調管理にも役立つスマートウォッチは、睡眠状態のチェックにも使えます。SASが気になる人の活用法について、医師の井坂奈央先生に教えていただきました。

睡眠時のスマートウォッチ活用

スマートウォッチでチェックできることの例

睡眠のトラッキング
睡眠の深さや周期を記録することができ、不規則な睡眠や断続的な目覚めがあるかどうかをチェックできます。「深い睡眠が少ない、夜中に何度も目が覚めるという場合は要注意。医師に相談しましょう」

心拍数、血中酸素濃度のモニタリング
SASの場合は睡眠中に呼吸が止まることで、血中酸素濃度が低下します。それにより、心拍数が急上昇することも。「寝ている間の心拍数や酸素飽和度の記録をチェックして、極端な変動がある場合は検査を」

いびき検知
スマートウォッチのなかには、いびきの有無や頻度を記録できるタイプも。頻繁にいびきが記録される場合は注意が必要です。「特に頻度が多くていびきの音が大きい場合は、医師に相談する際の参考データに」

睡眠中の呼吸モニタリング
睡眠中の体の動きや呼吸パターンが記録できるものも。不規則な呼吸があり、頻繁に体を動かしているようであれば、睡眠の質が悪い可能性があります。「必ずしもSASと限りませんが、専門家に相談すると安心です」

データがとれたら医師と共有し治療の参考に

スマートウォッチで記録した睡眠データを医師と共有することで、診断や治療の参考になることも。

「記録を医師に見せることで、SASの可能性を早期に見つけやすくなります。数週間〜数か月の傾向を記録したものを持参してください」

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教えてくれたのは

Dクリニック東京ウェルネスの睡眠・SAS外来の睡眠センター長。日本睡眠学会専門医。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医の経験を元に、睡眠の悩みと向き合う。クリニックではSASのオンライン診断も実施。

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「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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