寒い冬のおしゃれを楽しむヒントを、誌面で人気のモデルの方やファッション業界に携わる方などセンスのいい皆さんの私服から探ります。今回は、数々のCMや雑誌で活躍中のモデル・松本孝美さんの私服をご紹介します!
“薄手”や“袖なし”を重ねておしゃれに体温調節!
更年期の名残と室内外の温度差で「冬も汗をかきやすいから、薄手のカットソーやシャツに、ベストか肩の開いたスウェットなどを合わせて、“通気性のいい” 着こなしを楽しんでいます」。現在は体形に緩みが出てくることによる “服が似合わない期” でもあるそう。「直線的なシルエットで、きりっと見せると緩みがいい感じにカバーされるので、メンズアイテムを取り入れることも多いですね」
やさしいイエローは髪色を明るくしたら似合うように
肩の開いたスウェットは「プロヴォーク」、パンツは「JWアンダーソン」。「グレーと相性のいいイエローのインナーは『コス』。店舗よりアイテムが充実しているので、オンラインで購入しています」。カシミア混のループニットジャケットは「エディット&コー」、スニーカーは「ニューバランス」の90/60。
コートを脱ぐと
スウェットの袖は通しても抜いても着られるユニークなデザイン。「肌寒いときは袖を通すと手首が温まり、体がラク」
ベストはサイドの縫い目をほどき自分好みにカスタマイズ
薄手のウールトップス、「セリーヌ」のシャツ、「バッカ」のベストの順に重ね着。ベストはサイドの縫い目をほどいて直線的なシルエットに。「厚手のニット1枚より、薄いものを重ねるほうが体温も調整しやすいし、おしゃれを楽しめます!」。パンツは「メゾンマルジェラ」、ブーツは「アン ドゥムルメステール」。
松本孝美さんの冬のお気に入り3選
【冬のお気に入り1】ファーをアレンジするDIYにハマってます!
通販で購入したショルダーストラップに、接着剤でファーを貼りつけただけとは思えないクオリティに、スタッフ一同大盛り上がり。使っていないイヤーマフのファーをニット帽に縫いつけたり、かごバッグにファーをかけたり、真似したいリメイクアイデアがたくさん!
【冬のお気に入り2】冬は体温調整しやすいベストや半袖ニットが活躍
首元はシンプルなクルーネックで、裾にリブがない直線的でメンズライクなものが好きだという孝美さん。写真左「ニールバレット」、中央「RODA」はメンズのもの。「フリルやレースも好きですが、いまは封印中です」
【冬のお気に入り3】首と手首の温めは、上質素材で着脱できる小物が便利!
暑くなったら脱げる小物のバリエも豊富。「『大人の女史会』のメンバー渡辺満里奈さんと一緒に通販の『フェリシモ』とコラボした“つけハイネック”は、首元がシルク100% でつけ心地抜群」。マイクロモダール素材のストールは「ファリエロサルティ」、「プロディガル」のアームウォーマー(グレーと青)はカシミア。
撮影/中島千恵美 ヘア&メイク/山本浩未 文/幸山梨奈
※素敵なあの人2025年3月号「60代がお手本にしたい 冬のファッション見本帖」より
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