睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
呼吸が10秒以上止まる状態を無呼吸とし、睡眠中に無呼吸が1時間に5回以上あって、睡眠に関する自覚症状があるとSASと診断されます。この状態が続くと日常生活にさまざまな障害を引き起こすようになります。
仰向けで寝ると、重力で舌が気道に落ちやすくなります。加えて、加齢や筋力の低下、肥満などでさらに気道が狭まりやすくなります。
こんな症状はありませんか?
- 寝汗をかく
- 記憶力の低下
- 夜中に何度もトイレに起きる
- 起きたら頭が重い
- 日中だるい
- 日中眠気がある
- いびきをかく
- 寝相が悪い
- 寝ても疲れがとれない
SASは睡眠中だけでなく日中にもさまざまな症状が出てきます。当てはまる項目が多いほど重症度は高くなります。自覚症状がない人もいますが、人に指摘されるものも含め、ひとつでも症状があれば病院で相談しましょう。
イラスト/植松しんこ 文/酒井明子
※素敵なあの人2025年1月号「そのいびき、もしかしたら危険化も? 60代女性こそ気をつけたい睡眠時無呼吸症候群(SAS)」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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