唇のおばあさん化の進行を止めるためには、口まわりの筋肉のこりをほぐしてたるみをケアするトレーニングが効果的。また、唾液腺を刺激することも口内の健康に欠かせません。毎日のオーラルトレーニングで、目指せ、口元美人!
目次
刺激したい3つの唾液腺
耳の後ろ側にある耳下腺、舌の下にある舌下腺、耳下腺と舌下腺の間の顎下腺という3つの唾液腺をマッサージしてこりをほぐすことで、唾液の分泌が増えて口内が潤います。虫歯や歯周病予防だけでなく、口角が引き上がる効果も。
ほぐし【1】歯茎から頰の内側をCの字に刺激してほうれい線も薄く!
人差し指で下の奥歯の歯茎から青い矢印までをCを描くようにぐるりとマッサージ。かたいところがほぐれてきたら頰骨の下(赤い矢印)までのばします。頰骨の下をしっかり押し上げると頰の位置が上がり、ほうれい線を薄くする効果も。左右各5往復を目安に。
ほぐし【2】舌の裏側の筋をやさしく指で刺激し舌の可動域を広げる
舌の裏側の筋(舌小帯)がかたいと舌の動きを妨げ、下あごがもたつく原因に。紫色は注意信号。筋の両側を指でやさしく押してほぐし、血流を改善。10回を目安に。
筋トレ【1】舌を根元から動かし上あごに押しつける
舌を目一杯上げて、上あごをなぞるように舌を前後に動かすとあごまわりもすっきり。あごが前に出過ぎないよう注意。15回を目安に。
筋トレ【2】水を含み、10分程度口をくちゅくちゅ
朝起きたら水を口に含んで左右の頰を大きく動かして“くちゅくちゅ”。3つの唾液腺が刺激され、ほうれい線も薄く。“ながら”でできるので3分程度を目安に。