塗る、描くメイクではカバーしきれない目元の老化を激変させるのがつけまつ毛やアイテープなどのアイテム。どれもコツをつかむまでは練習あるのみですが、マスターすれば盛らずに自然に目力がアップします。その魅力と使い方をヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんに教えてもらいました。
大人のための「目のガードル」でワンタッチ補整
目の形状が変わり、目力が弱くなった素敵世代。「大人にとってつけまつ毛とアイテープは、目のガードルのようなもの。上手に使えば形を補整できるので、もっと気軽に使ってほしい」と山本浩未さん。
最近は簡単で自然に仕上がる大人仕様のアイテムも続々登場。「年齢を重ね、まつ毛が細く少なくなるとマスカラが映えないし、まぶたが下がることでにじみやすくもなるから、マスカラをつけない人も多いですよね。そんな人におすすめなのがつけまつ毛。目のフレームを際立たせ、上向きの矢印を作ることで目を大きく見せることができます」。
まぶたが重くなった世代の救世主的存在がアイテープ。「シワっぽくなった二重や左右の二重幅の調整にも効果的。眼瞼下垂の予防に勧める医師もいるほど。ただしアイテープ歴50年の私でも7勝3敗なので練習あるのみです」
つけまつ毛を体験したのは
ライター秋元恵美さん
薄く短いまつ毛が加齢でさらにまばらになり、目元が弱々しく見えるのが悩みの種。
まつ毛の量も長さも思いのまま!なりたいまつ毛に合わせてセレクト
たるみで目が小さくなった大人に最適なつけまつ毛。秋元さんは03 目元くっきり仕上げを使用。ほかに、自まつ毛仕上げや毛量アップ、 目尻上向き仕上げも。専用接着剤つき。オトナアイラッシュ 各 ¥770、ストレートキャッチツィザーズ ¥935/コージー本舗
【1】つかみやすい別売りのピンセットで取り出す
接着面に手が触れないように、専用のピンセットでつけまつ毛の端を挟み、つけまつ毛を取り出します(使い終わったら台座に戻す)。
【2】まつ毛の上に乗せる反復シミュレーション
実はこれがとても重要。接着剤をつける前に、まつ毛の根元にのせるシミュレーションを何度も繰り返し、感覚をつかみます。
【3】つけまつ毛の根元に接着剤をつける
ピンセットでつけまつ毛を挟み、利き手でスパチュラ状の接着剤を持ち、つけまつ毛の根元に2〜3往復させて接着剤を塗布します。
【4】まずは中央にのせて位置を微調整
シミュレーションどおりに、まずはまつ毛の根元の中央にのせてから位置を微調整。接着剤が乾く前なら、動かしても問題ありません。
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